ちとぅ たまし 「あびーん」の続き
まかとぅー:おばあちゃん まだ 頑張っておられるんですね
んめー :そうなのよ もう 終りそうだし もう少しもう少しって
思っているうちに こんなに遅くなってしまって
まかとぅー:太陽もそろそろ沈みそうですよ オレンジ色で綺麗ですね
んめー :そうねぇ うちのおじいちゃんも 夕食を待ち兼ねて
いる頃と思うわ 早めに夕食にしないと
いつも8時頃には寝てしまうのよ
まじるー :そんなに早くお休みになるんですか
んめー :そう 老人は日が暮れると眠くなってしまって
それでも朝は4時には起きるわよ
まかとぅー:それでしたら 早く帰りましょうよ
明日 耕したらいいですよ
んめー :そうね そうするわ
まじるー :あ そうだ
これ ケーキですけど ちるーから おばあちゃんにと
預かって来ました とても美味しかったですよ
まかとぅー:おばあちゃんが「畑仕事をなされていた」って
話しましたら 「じゃあ このケーキを
おばあちゃんにも差し上げて」って
言われて預かって来ました
んめー :え~ 私に~ わざわざいいのに
それは あなたたちが食べなさいよ
まじるー :いいえ 私たちも別々に頂きました
これは おじいちゃんとお2人で召し上がって下さい
んめー :それじゃ 折角だから2人で頂かせてもらおうかしら
いつお迎えが来るか分からないし 美味しいものは
今のうちに食べておかないとね ははは
まじるー・まかとぅー:あはは
まかとぅー:もう おばあちゃんったら まだお若いじゃないですか
まじるー :あはは それでは帰りましょうか 持ち物は鍬だけですか
んめー :んーんんー あの草むらにヒーラと鎌を置いてあるので
持って来てちょうだい
まかとぅー:ないですよ
んめー :もっと 左の方の草むらよ
まかとぅー:あ~ ありました
んめー :このトロッコに載せてちょうだい
まかとぅー:私が押しますよ
んめー :んーん これを押した方が私は歩き易いから
まかとぅー:そですか では ゆっくり押して下さいね
んめー :んん ありがとう
ねぇ 見て御覧なさいよ 夕焼けが綺麗ね
まかとぅー:ほんと 綺麗ですね~
沖縄口
まかとぅー:んめーたい なーま はまてぃる うぅいびーさやー
おばあちゃん まだ 頑張って いらっしゃるんですね
んめー :いー なー うわいるするむん なーくーてんぐゎー
んん もうすぐ 終りそうだし もう少し
なーくーてんぐゎー んち うむとーるうちに なまなてぃ
もう少し と 思っているうちに 今になって
まかとぅー :なー いりん あこーくろーっし ちょーいびーんどー
もう既に 西(の空)も 茜色になって 来ていますよ
んめー :やさ わったー たんめーん ゆーばんまちかんてぃー
そうね うちの おじいちゃんも 夕食を待ち兼ねて
そーぬ はじやさ また へーくなー ゆーばん
いる はずだ また(だとしたら) 早く夕食(を)
うさぎらんでー 8時なれー にんじみせーぐとぅよう
差し上げないと 8時になったら お休みになるからね
まじるー :うぬ へーくなー にんじみせーんな~
そんなに 早く お休みになるんですか
んめー :いー とぅすいや ゆーいれー にーぶいっし
んん 年寄は 日が沈んだら 眠くなって
あんしん あさ~ 4時ねー うきーんど~
それでも 朝(は)4時には 起きるわよ
まかとぅー:あんせーなー へーくなー けーやびらな
でしたら 早く 帰りましょうよ
あちゃ~ かじーせー ましやいびーさ
明日 耕したら いいですよ
んめー :あんやさやー なー あんすんてー
そうね それでは そうするわ
まじるー :あー あんやいびーたさ
あ そうでしだ
んめー たい くれー んめーちとぅんち
おばあちゃん(敬語) これは おばあちゃんへの手土産として
むたさっとーいびーさ
持たされましたよ
いっぺー まーさぬ けーきー やいびーんど~
とても 美味しい ケーキ ですよ
まかとぅー:んめーが 「はるかじー はまとーみせーたん」 でぃ
おばあちゃんが 「畑(を)耕すのに せいをだされていた」 と
ちるーんかい いやびたぐとぅ 「あんせー
ちるーに 言いましたら 「それなら
んめー ちとぅん むっちいけー」
おばあちゃん(の) 分の手土産を 持って行って」
んでぃ いち ちるーんかい むたさっとーいびーさ
と 言って ちるーに 持たされましたよ
んめー :あいゑーなー わんまでぃんな~
あらまぁ 私(の分)まで
んーが あんし ゐーっくゎ やる
どうして こんなに 良い子 なの
あんしが うれー いったー かめー
だけど これは あなたたちが 食べて
まじるー :うぅーうぅうぅー わったー たましん なーなーめー
いいえ 私たちの 分は 別々に
むっちょいびーるむん たんめーとぅ たい うさがみそーれー
持っておりますもの おじいちゃんと 二人 召し上がって下さい
んめー :やんなー あんせー ちるーが ちむぐくる
そうお なら ちるーの 心づくし(を)
うきぃとぅてぃ たい かむんてー
受け取って 二人(で) 食べるわ
いちが んけーいが ちゅーら わからんむん
いつ 迎えが 来るか わからないもの
まーさむんや かどーかんでーやー (笑)
美味しいものは 食べておかないとね (笑)
まじるー・まかとぅー:(笑い)
まかとぅー:うぬ んめーよーなー
この おばあちゃんったら(何をおっしゃいますやら)
なーま わかさいびーるむんぬ
まだ お若いじゃないですか
まじるー :あんせー けーやびらな にむちぇー くぅぇーびかーる
それでは 帰りましょうか 荷物は 鍬だけ
やいびーんな~
ですか
んめー :ゐーゐゐー あぬ くさぬみーんかい ひーらとぅ いらな
んーんんー あの 草の中に ヒーラと 鎌(を)
うちぇーしが とぅってぃっち とぅらせー
置いてあるので 取って来て ちょうだい
まかとぅー:ねーやびらんどー
ないですよ
んめー :なーひん ひじゃいぬ くさぬみーよー
もっと 左の 草の中よ
まかとぅー:あ~ あいびーたん
あ~ ありました
んめー :うぬ いちりんしゃんかい ぬしれー
この トロッコに 載せて
まかとぅー:わんが うすいびーさ
私が 押しましょう
んめー :ゐーゐゐー わんねー うりうすてぃる あっちやっさるむん
んーんんー 私は これを押した方が 歩き易いもの
まかとぅー:やいびーんな~ あんせー よーんなー うすいみそーれー
そうですか でしたら ゆっくり 押して下さい
んめー :いー かふーしどぅ
んん 有難う
えー んーちんーでー うてぃーてぃーだぬ ちゅらさよー
ねぇ 見てご覧 入日の 美しいこと
まじるー :やいびーんやーたい あんし ちゅらさいびーる
そうですね 何と 綺麗でしょう
まかとぅー:おばあちゃん まだ 頑張っておられるんですね
んめー :そうなのよ もう 終りそうだし もう少しもう少しって
思っているうちに こんなに遅くなってしまって
まかとぅー:太陽もそろそろ沈みそうですよ オレンジ色で綺麗ですね
んめー :そうねぇ うちのおじいちゃんも 夕食を待ち兼ねて
いる頃と思うわ 早めに夕食にしないと
いつも8時頃には寝てしまうのよ
まじるー :そんなに早くお休みになるんですか
んめー :そう 老人は日が暮れると眠くなってしまって
それでも朝は4時には起きるわよ
まかとぅー:それでしたら 早く帰りましょうよ
明日 耕したらいいですよ
んめー :そうね そうするわ
まじるー :あ そうだ
これ ケーキですけど ちるーから おばあちゃんにと
預かって来ました とても美味しかったですよ
まかとぅー:おばあちゃんが「畑仕事をなされていた」って
話しましたら 「じゃあ このケーキを
おばあちゃんにも差し上げて」って
言われて預かって来ました
んめー :え~ 私に~ わざわざいいのに
それは あなたたちが食べなさいよ
まじるー :いいえ 私たちも別々に頂きました
これは おじいちゃんとお2人で召し上がって下さい
んめー :それじゃ 折角だから2人で頂かせてもらおうかしら
いつお迎えが来るか分からないし 美味しいものは
今のうちに食べておかないとね ははは
まじるー・まかとぅー:あはは
まかとぅー:もう おばあちゃんったら まだお若いじゃないですか
まじるー :あはは それでは帰りましょうか 持ち物は鍬だけですか
んめー :んーんんー あの草むらにヒーラと鎌を置いてあるので
持って来てちょうだい
まかとぅー:ないですよ
んめー :もっと 左の方の草むらよ
まかとぅー:あ~ ありました
んめー :このトロッコに載せてちょうだい
まかとぅー:私が押しますよ
んめー :んーん これを押した方が私は歩き易いから
まかとぅー:そですか では ゆっくり押して下さいね
んめー :んん ありがとう
ねぇ 見て御覧なさいよ 夕焼けが綺麗ね
まかとぅー:ほんと 綺麗ですね~
沖縄口
まかとぅー:んめーたい なーま はまてぃる うぅいびーさやー
おばあちゃん まだ 頑張って いらっしゃるんですね
んめー :いー なー うわいるするむん なーくーてんぐゎー
んん もうすぐ 終りそうだし もう少し
なーくーてんぐゎー んち うむとーるうちに なまなてぃ
もう少し と 思っているうちに 今になって
まかとぅー :なー いりん あこーくろーっし ちょーいびーんどー
もう既に 西(の空)も 茜色になって 来ていますよ
んめー :やさ わったー たんめーん ゆーばんまちかんてぃー
そうね うちの おじいちゃんも 夕食を待ち兼ねて
そーぬ はじやさ また へーくなー ゆーばん
いる はずだ また(だとしたら) 早く夕食(を)
うさぎらんでー 8時なれー にんじみせーぐとぅよう
差し上げないと 8時になったら お休みになるからね
まじるー :うぬ へーくなー にんじみせーんな~
そんなに 早く お休みになるんですか
んめー :いー とぅすいや ゆーいれー にーぶいっし
んん 年寄は 日が沈んだら 眠くなって
あんしん あさ~ 4時ねー うきーんど~
それでも 朝(は)4時には 起きるわよ
まかとぅー:あんせーなー へーくなー けーやびらな
でしたら 早く 帰りましょうよ
あちゃ~ かじーせー ましやいびーさ
明日 耕したら いいですよ
んめー :あんやさやー なー あんすんてー
そうね それでは そうするわ
まじるー :あー あんやいびーたさ
あ そうでしだ
んめー たい くれー んめーちとぅんち
おばあちゃん(敬語) これは おばあちゃんへの手土産として
むたさっとーいびーさ
持たされましたよ
いっぺー まーさぬ けーきー やいびーんど~
とても 美味しい ケーキ ですよ
まかとぅー:んめーが 「はるかじー はまとーみせーたん」 でぃ
おばあちゃんが 「畑(を)耕すのに せいをだされていた」 と
ちるーんかい いやびたぐとぅ 「あんせー
ちるーに 言いましたら 「それなら
んめー ちとぅん むっちいけー」
おばあちゃん(の) 分の手土産を 持って行って」
んでぃ いち ちるーんかい むたさっとーいびーさ
と 言って ちるーに 持たされましたよ
んめー :あいゑーなー わんまでぃんな~
あらまぁ 私(の分)まで
んーが あんし ゐーっくゎ やる
どうして こんなに 良い子 なの
あんしが うれー いったー かめー
だけど これは あなたたちが 食べて
まじるー :うぅーうぅうぅー わったー たましん なーなーめー
いいえ 私たちの 分は 別々に
むっちょいびーるむん たんめーとぅ たい うさがみそーれー
持っておりますもの おじいちゃんと 二人 召し上がって下さい
んめー :やんなー あんせー ちるーが ちむぐくる
そうお なら ちるーの 心づくし(を)
うきぃとぅてぃ たい かむんてー
受け取って 二人(で) 食べるわ
いちが んけーいが ちゅーら わからんむん
いつ 迎えが 来るか わからないもの
まーさむんや かどーかんでーやー (笑)
美味しいものは 食べておかないとね (笑)
まじるー・まかとぅー:(笑い)
まかとぅー:うぬ んめーよーなー
この おばあちゃんったら(何をおっしゃいますやら)
なーま わかさいびーるむんぬ
まだ お若いじゃないですか
まじるー :あんせー けーやびらな にむちぇー くぅぇーびかーる
それでは 帰りましょうか 荷物は 鍬だけ
やいびーんな~
ですか
んめー :ゐーゐゐー あぬ くさぬみーんかい ひーらとぅ いらな
んーんんー あの 草の中に ヒーラと 鎌(を)
うちぇーしが とぅってぃっち とぅらせー
置いてあるので 取って来て ちょうだい
まかとぅー:ねーやびらんどー
ないですよ
んめー :なーひん ひじゃいぬ くさぬみーよー
もっと 左の 草の中よ
まかとぅー:あ~ あいびーたん
あ~ ありました
んめー :うぬ いちりんしゃんかい ぬしれー
この トロッコに 載せて
まかとぅー:わんが うすいびーさ
私が 押しましょう
んめー :ゐーゐゐー わんねー うりうすてぃる あっちやっさるむん
んーんんー 私は これを押した方が 歩き易いもの
まかとぅー:やいびーんな~ あんせー よーんなー うすいみそーれー
そうですか でしたら ゆっくり 押して下さい
んめー :いー かふーしどぅ
んん 有難う
えー んーちんーでー うてぃーてぃーだぬ ちゅらさよー
ねぇ 見てご覧 入日の 美しいこと
まじるー :やいびーんやーたい あんし ちゅらさいびーる
そうですね 何と 綺麗でしょう