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沖縄口で日常のことを書いてみたいと思います。
イチョウ
     イチョウ

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まかとぅー:私 とても心配したのよ~
ちるー  :何?
まかとぅー:ちょっと 来て御覧なさいよ
ちるー  :何?
まかとぅー:ほら  これ
ちるー  :あら~ このイチョウの木 こんなに大きくなったのね

まかとぅー:でしょう~ 私 ホントに心配したのよ~
       去年 何度か台風が来たじゃない
       その度に 風雨にさらされると ダメになるから 
       ビニールを被せて雨が当たらない所に置いて
       あったのね~

       何度目かの台風のとき 台風が去ると同時に
       大あわてで見に行ったのよ
       そして 被せてあるビニールを外し見てみると
 
       ああ・・ショック  ビニールの上に水が溜まり
       その重みで枝の先が折れてしまったのよね~
       泣くに泣けなかったわよ

ちるー  :そう 台風の時はちょっとした隙間から
       雨や風が入るものね~
まかとぅー:そうなのよ でも 枝の先が折れても 他の葉は
       青々としていたので  何とか枯れなくて
       済むんじゃないかと 毎日水をかけていたのね~

       そして だんだん秋 冬となるに従って
       葉も枯れてきて とうとう 幹だけになって
       しまって これはもう枯れてしまったんだと

       ショックで でも このままでは気が済まないので  
       「お願いだから  また芽を出してちょうだいね」と
       話しかけながら 毎日水をかけ続けていたのよ

       そして 春になり あちらこちらの木の芽が
       出始めると 枯たのかと 思っていた
       イチョウの幹の先が緑色になり

       ぽっこりしたものが出て来たのね~
       「あら~ 生きていてくれたんだ」と
       とても嬉しかったわよ

ちるー  :そうよね~ わかる
       あんなに楽しみにしてたんだものね~
まかとぅー:そして 葉が一枚二枚と出てきて
       やっと こんなに元気になったのよ~
ちるー  :よかったわね~ もう れっきとしたイチョウの木に
      なったわね

まかとぅー:んん 今年の秋は紅葉が楽しみだわ(笑)
ちるー  :(笑)私も紅葉を楽しみにしているわね


イチョウ
      イチョウ

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       どーでぃんぐゎー   どうか・・・

ちるー  :うぬ き~ぬ み~ぬ んじてぃ ちゃいに
       その 木の  芽が  出て    きた時は
       いっぺ~ うっさ そーてーるむんやー
       とても   喜んで  いたものね

まかとぅー:いー あんしが すーらぬ  ぅうーりてぃん
       そう  だけど (芽の)先が 折れても
       ふぁーや おうおうとぅ そーてーぐとぅ
       葉は    青々と    していたので

       ちゃーがな いちちぇーやさに んでぃ うむてぃ
       どうにか   生きるだろう   と   思って
       めーにち みじ   かきとーたんよー
       毎日    水(を) かけていたのよ

       やしが しでーに  あち ふゆ んかい ないしんで~
       だけど  次第に  秋   冬  に   なるにしたがって
       ふぁーん かりてぃ あと~ き~ぬ むーとぅ
       葉も    枯れて  後は  木の  幹

       びか~ なてい うれ~ なー かりてぃる うぅがやー  んでぃ
       だけに  なって これは もう 枯れて  いるのかしら  と
       うむてぃ しわさがな~   ちむぬ しぬばらん  
        思っって  心配しながら 心が  忍ばれないので
  
       うぬまま  「どーでぃんぐゎー  み~ んじてぃ
       そのまま  「どうか         芽を  出して
       とぅらしよーや~」 んでぃ いやがな~ また めーにち みじ
       ちょうだいね」    と    いいながら  また  毎日  水(を)
       かきとーたんよー あんさぐとぅ はるなてぃ
       かけていたのよ   そしたら   春になり

       あまくまぬ  き~ぬみ~ぬ んじーはじまてぃん なーま みーん
       あちらこちらの 木の芽が   出始めても      まだ  芽も 
       んじらん うれー ぐーしる  なとーがやー んでぃ うむとーたれ~
       出ず それは (幹が)木の棒に なったのか  と  思っていたら

       イチョウぬ き~ぬ すーらぬ おーるーしっち
       イチョウの  木の  天辺が  緑色をしてきて
       ぶっくるーぐゎーぬ んじてぃ ちゅうたんよー
       ぽっこりしたものが  出て   来たのよ

       「あいゑ~な~ うれ~   いちちる うぅてーさ」んち
        「あら~     この(木)は 生きて  いたんだ」と
        ちやっさ  うっさてーぐとぅ
         どんなに  嬉しかったことか

ちるー  :やてーんや~
       そうよね(そう思うわよね)/span>
まかとぅー:あんし ふぁーぬ てぃーち んじ  たーち
        そして  葉が   一(枚) 出  2(枚)
        んじ  しっち   やっとぅ くんぐとぅ なとーさ
        出(と) して来て やっと  この様に  なったわよ

ちるー  :ましやてーさ なまー なー じゅんに き~
        よかったね   今は  もう れっきとした 木に
        なとーるむんやー
        なっているものね

まかとぅー:いー くとぅしぬ  あちぇー 紅葉   たぬしみ   そーん(笑)
       んん  今年の   秋は  紅葉’を) 楽しみ(に) している(笑)
ちるー  :(笑)わんにん 紅葉    たぬしみ そーちゅさ
      (笑)私も     紅葉(を) 楽しみに  しているわね


イチョウ
   イチョウ

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       すーら 

まかとぅー:えー ちるー わんねー ちゃっさ   しわ  せーぐとぅ
       ねぇ~ ちるー 私は   どれだけ  心配  したことか
ちるー  :ぬーが ぬーぬ  しわぐとぅよー
       何~  どの様な 心配なの~
まかとぅー:わんとぅ  まじゅん   ・ち    んーでー
       私と    いっしょに   来て   見て(御覧なさいよ)

ちるー  :ぬーが ぬーよー
       何が   どうしたのよ~
まかとぅー:うり くりよー
       ほら  これ
ちるー  :あいなー うぬ イチョウや  うっさ   まぎ~  なとーる
       あら~   この イチョウは こんなに  大きく  なったのね

まかとぅー:やらや~ やしが ちゃっさ しわせーぐとぅ
       でしょう~ だけど どんなに 心配したことか
       くじゅぬ うふかじぬ   ふちゃいに   あみかじんかい
       去年の  大風(台風)が 吹いたとき   雨風に
       
       さらりーが すらんち ビニール    かんしてぃ 
       やられる  かと   ビニール(を)   被せて
       あみぬ うてぃらん とぅくるんかい うちぇーたんよー
       雨の   落ちない  所に      置いてあったのよ


       あんしがなー いっぺ~ うふかじ  やたせー
       だけど   とても  大風(台風) だったでしょう
       かじぬ  はいしとぅ    まじゅん  うーあわてぃっし
      風が  行ってしまうと 同時に   大あわてで

        んーじーが いじゃんよー あんし かんしてーぬ
       見に     行ったのよ  そして 被せてある
        ビニール    はんち  んーちゃぐとぅ
         ビニール(を)  外して  見ると
 
         あきさみよーなー ビニールぬ うゎーびんかい
          ああ(びっくり)  ビニールの  上に
        みじぬ たまてぃ やっとぅ みーてぃちゃぬ
         水が   溜まり  やっと  生えてきた

         き~ぬ すーら ぬ  うぅーりてぃねーらん
         木の   先   が   折れてしまって

        なちん なからん      たさ
         泣くに  泣けなかった  わよ


年は取っても
とぅせーとぅらわん 年は取っても


          5/5

       にたかまんたー 

まかとぅー:やんどー ぬーが      たかさぬむの~ 
       そうよ~   どうして(別に) 高い物じゃ   
       あらんてぃん ちゃーしんしむぬーや さんぐとぅ   
       なくても    どうでもいい様には  せずに 
       さーじゃーとぅ ちれ~から~ ちむん
       こざっぱり    着れば    心も
       さーじゃーとぅ    ないせー
       すきっとした(気分に) なるでしょう

まじるー :とーな~ でーじなたん   わんちんよー 
       だとすると 大変なことになった 私の服は
まかとぅー:(笑)んーが   なま~ しみるする
        (笑)どうして  今は  いいわよ

       はるわじゃる そーるむんぬ
       畑仕事を    しているのだもの
       うりやか わんよー んーち んーでー (笑)
       それより  私よ   見て   ご覧よ (笑)
      
まじるー :(笑) わったーや にたかまんたーるやるむん
       (笑)私たちは   似た者どうしだね  
        いふぃなーや ちんちるかーん さーじゃーとぅ
        少しくらいは  衣服も       こざっぱりと
        さんでーやー
         しないとね

まかとぅー:やんど~
       そうよね 
       あいゑーなー わん ゆんたくよーな
        あらまあ    私の お喋りというのは

       あまはいくまはい うんなげーな~なてぃ
        あっち行きこっち行き こんなに長くなって
        わんねー なま しんたく しがなーる やんどー
         わたしは  今  洗濯(を)しながら  なのよ     
       なー  けーらゐー
       もう   帰るね

まじるー :にふぇーどう あとぅからやー
       有難う     後でね
 
    
まかとぅー:ごめん下さい まじるー いる~
まじるー :まかとぅー こっちこっち
まかとぅー:あら にがうりを植えているの~

まじるー :そう 新鮮なのを早く食べたいじゃない
まかとぅー:私も この間 にがうりとヘチマを植えたわよ~
       その前にも植えたんだけどカタツムリに
       芽を食べられてしまって

まじるー :そうよね~ 私も毎日カタツムリを取るのに大変よ
まかとぅー:あっ これ「わさび漬け」お味見してみて~
まじるー :あら~ これ ご飯と美味しいわよね
まかとぅー:んー 東京で食べたら美味しかったから
まじるー :そうだ まかとぅー 東京はどうだったの~

まかとぅー:そうそう
       まじるー 人間ってどんなに年を取っても
       その年齢の美しさがあるな~って
       東京へ行って思ったわよ

まじるー :どうして~ それは東京に行かなくても
       分かっている事じゃないの~
まかとぅー:そうじゃなくて 強く思ったという事      
まじるー :あ~ そういう事

まかとぅー:それに 沖縄のお年よりも お元気だけど
       あちらのお年寄りもとてもお元気そうだったわよ~
まじるー :そうなの~
まかとぅー:んん あちらは駅など階段も多いじゃない
       それに 混雑していて
       重い荷物も持っておられるのに それでも機敏な
       お足どりだったわよ~

まじるー :え~ 混雑って ひょっとして 通勤時間だったの~
まかとぅー:そうじゃないけど 向こうは いつも
       混雑しているじゃない
       私なんかは もう 荷物が重くて よたよたと
       歩いていたのに
       普段はウォーキングもしているから 歩くのは
       大丈夫だと思っていたんだけどね~

まじるー :あはは そうなの こっちは電車もないし 普段は
       車ばっかりで  ほとんど 歩かないものね~
       それに 東京のお年よりは 自転車も乗られるよね

まかとぅー:そうなのよ それで
       よく歩いたり自転車を乗ったりなさって
       おられるからなのか 肥っておられる方は あまり
       見かけなかったわよ~

まじるー :そうなの~ 
       そう言えば うちの母も あちこちよく出かけるけど 
       ほとんど歩きだから そんなに肥ってないものね
       私たちより 元気よね~
まかとぅー:そうそう 体力もあるしね
       見習うべき所が多々あるよね~ 
   
       それに 品が良くていらっしゃって素敵だったわよ
       「女性の品格」という 本があるでしょう~
まじるー :んん
まかとぅー:その本に書かれているのを見ると「そうそう」と
       思う事がほとんどじゃない

       だけど 人それぞれ生き方が違うし
       置かれている環境によっても違うし
       あれが出来てない これが出来てないではなく
       「出来上がり」っていうのも人それぞれだし
       「品格」というのは 真摯に生きている姿勢から
       滲み出て来るものだと思うのよ

まじるー :そうよね~
       まずは、生き方の問題よね~ 
       でも 私たちくらいの年代になると どうしても
       やらなくてはいけない事や責任がが増えてくるし
     
       それに 自分の事に関しては 優先順位が
       一番ではないじゃない 二の次三次なってしまうけど
       それが不幸ってことではないでしょう
       あら 何の話だった~ あはは 「品格」だったよね

まかとぅー:(笑)まぁ 女性としては 目の前の現実的な事を
       考えて見ると あはは 取りあえず肥満は大敵だから 
       これ以上肥満にならないように 気を付けて
       それなりの体型維持が出来たらいいわよね

まじるー :そうよね 特に 女性は小奇麗にしてられたら
       もっといいじゃない
まかとぅー:(笑)そうそう
       別に 高いものじゃなくても
       普段から身だしなみに 少し気を付けるだけで
       気分もいいしね けど  私なんかは
       出来てないからね~ 分かってはいるけどね~

まじるー :(笑)今のこの私の格好も ひどいもの
まかとぅー:(笑)どうして~ いいわよ
       今は 畑仕事をしているんだもの
       それより 私の方よ(笑)

まじるー :(笑)似た者どうしじゃない
       普段から こざっぱりした服装をしないとね
まかとぅー:そうよね~ (笑)
    あら~ また こんなに長くなってしまって

       あっち飛びこっち飛び 脈略がないお喋りよね
       (笑)今 洗濯の途中なのよ 私 帰るわね
まじるー :有難う 後でね  


 
年はとっても
とぅせーとぅらわん 年は取っても

       4/5

     さーじゃーとぅ  

まじるー :ぬーすしん どぅーぬ くとぅ~
       何をするにも 自分の  事は
       あとぅからあとぅからる ないせーやー 
       後回しに         なるでしょう

       やしが うりん  あたいめーんでぃる
       だけど  それも  当たり前と       
       うむいる わじゃうぇーぐとぅんでー うまーんせー
        思うし   不幸なこととは      思わないでしょう   
             
        あい ぬーぬ はなし~ やたがーやー
        あら  何の  話    だったかしら
        「品格」ぬ はなしる やたんどーやー(笑)
        「品格」の  話    だったよね(笑)

まかとぅー:(笑)あんしんなー ないるむんからるないる
       (笑)そうだけど  出来る事からしか出来ないよね
       ないるむんから はまいんてーなー(笑)
       出来る事から   頑張ればいいんじゃない(笑)

       まじぇ~ みーぬめーぬくとぅ かんげーてぃ
       まずは   目の前の事を     考えて    
       んーでー  いちまでぃん がんじゅーっし ちゅらさかばさ   
       見ると    いつまでも   健康で      品良く
       いちち いちゅぬたみね~ わったーぐとぅ  くぇーとーてー 
       生きて いくためには     私たちのように 肥っていては

       ならんぐとぅ (笑)  くぇーいん さんぐとぅ 
       いけないから (笑)   肥りも    せず    
       ちんちるかーん さーじゃーとぅ ちち あっかれ~
       衣服も      小奇麗に    着て 歩ければ
       ちゃっさが うっさら わからんむんやー(笑)
       どんなに   嬉しいか 知れないものね(笑)  

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