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沖縄口で日常のことを書いてみたいと思います。
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伯母
うぅばまー  おば(伯母・叔母)

さむれー ひゃくしょー  んでぃぬ  みぶんぬ あたせー    かーま
士族     百姓      という    身分が  あったのは   ずっと
んかしぬくとぅ んでぃ うむとーいびーたしが あんにん あいびらんやー たい
昔の事     と    思っていましたが   そうでも  ありませんね 敬語
うぬ  みぶん でぃぬ くとぅばから うぅばまーくとぅ  うびんじゃ さびたん
その   身分  という  言葉から  伯母(の)事(を) 思いだ  しました

明治41にん んまりぬ うぅばまーぬ がっこー  んじょーい みせーたいに
明治41年   生まれの 伯母が    学校(へ)  行って  おられた頃
出席簿んかい さむれー ひゃくしょー んでぃ  いち 
出席簿に    士族    百姓     と     いって(の様に)
みぶぬん ぬしらっとーたん        でぃ  いちょーい みせーびーたん
身分も  載せてあった(記載されていた)  と  言って   おられました

「にーびち すしん   さむれーや さむれー ひゃくしょーや
結婚(を) するにも  士族は   士族    百姓は
ひゃくしょー どぅーさーる ないたんどー」        んでぃん 
百姓      同士で   成し得る事であったのよ」  とも
結婚をするにも士族は士族、百姓は百姓の同身分でしか出来なかったのよ    
いちょーい みせーびーたん
言って    おられました

うぅばまーや がっこう   んじょーいにから   ゐんぐみ  さってぃ
伯母は     学校(へ)  行っている頃から   縁組(を) されて(いて)
ゐぬちるみーから ゆー わちゃくらったん でぃ いちょーい みせーびーたん
同年の者から    よく からかわれた   と  言って   おられました

ふぁーふじぇー いちみとぅとぅーま うちなーからじ やみせーいびーたしが
祖母は        生涯       沖縄の髪型   でありましたが
うぅばまーや  くーさいねー うちなーからじ  ゆーとーい
伯母は      小さい頃は  沖縄の髪型(を) 結って
みせーびーたん でぃしが       わんねー ゆうとー みせーせー
おられた     といういう事ですが  私は   結って  居られるのは  
んーちぇ~ んーだん  ぱーま     あてぃとー     みせーびーたん
  見た事はなく     パーマ(を)   あてて(かけて)  おられました

うぬ うちなーからじ   ゆーとー みせーたいに
その  沖縄の髪型(を)  結って   おられた頃
「しんしーんかい ぐりー    すんち   ちぶる さぎーんち しーねー
「先生に      お辞儀(を)  しようと   頭を 下げようと すると
むとぅどぅいぬ めーんかい うてぃてぃっち かじぎーぬ  ひっぱらってぃ
髺(もとどり)が  前に    落ちてきて  うなじの毛が 引っ張られて
やむたん」 んでぃ いちょーい みせーびーたん
痛かった」  と    言って  おられました

んちゃ  ゐち   ぐりー    しーねー うんな   くとぅん ねーんでぃ
なるほど  座って お辞儀(を)  すると  その様な  事も  ないと
うむいびーしが がっこーんじ たっちょーてぃ いすじ ぐりー   さーんち
思いますが    学校で    立っていて  急いで お辞儀を  しようと
しーねー ちぶろ~ かーま しちゃんかい さがいびーくとぅ  やまびーたる
すると   頭は   ずっと  下に      下がりますので  痛かった
はじーやー たい
でしょうね (敬語)

くぬ はなし~や ぬーやたくとぅ ぬーやたん  でぃぬ はなしーや
この  話は    何だったので  何であった  という  話では
この話は 筋の通った聞いておくべき話しという訳ではありませんが
この話は取るに足らない話ではありますが
あいびらんしが ちちゃぬくとぅ   うんぬきやびたん
ありませんが   聞いたこと(を)   申し上げました

ぬーやてぃん ちちゃい  んーちゃい あたてぃ       んーだんねー
何事も     聞いたり   見たり   あたって(体験して) みないと
しらんくとぅん まんどーびーん 「わんねー なー とぅすいる  やるむん」
知らない事も   多々あります  「私は  もう  老人     だもの」
でー うむらんぐとぅ いちちょーぬ えーだー ちぶるん どぅーん いじゅかち
とは  思わず      生きている 間は   頭も   身体も  動かして
あたてぃ      んーじゅしる やっさー んでぃ ちむんかい すみやびたん
あたって(体験)して みてみるもの である と 心に 染めました(留めました)

なまー なー うぅばまーん とーんじ     ふぁーふじとぅ まじゅん
今は   もう  伯母も    唐(あの世)で   祖母と    一緒に  
うやっくゎ かながなーとぅ くらちょー  みせーん でぃ うむとーいびーん
親子     仲良く      暮らして   おられる と  思っております
かなさ さったぬ   くと~  いっぺー  うぅんじ  うむとーいびーん
優しく  してもらった  ことは  とても   恩義(に) 思っております
にふぇーでーびる  ありがとうございます



敬語 うやめー くとぅば(1)
うやめー くとぅば   うやまい(う)言葉 (敬語)

                  (1)
うちなーぐちぬ  りーじぬ  いーよーや   ちかぐろー 「にふぇーでーびる」
沖縄口の      お礼の   言い様(方)は  近頃は 「有難うございます」
んでぃぬ  くとぅば    ゆ~  ちちゃびーしが  やまとぅぐちにん
という     言葉(を)  よく    聞きますが   大和口にも
     
「有難うございます」 「有難う」 んでぃぬ   くとぅばぬ  あぬとぅーい
「有難うございます」 「有難う」   という     言葉が   あるとおり
わったー  しまぬ    うちなーぐちにん  あいびーん
私たちの   島(集落)の  沖縄口にも     あります

うれー なー むらうち んじぬ くとぅが やゑーすら  わからの~
これは  もう  村内  での  ことで  あるのかも  分からない事では
あいびーしが あんしん うちなーん 「長幼ぬ序」    てーしちに
ありますが   それでも  沖縄も 「長幼の序」(を)   大切に
さびーくとぅ   たしま         んじん    あんやん   でー
致しますので  他島(他の地域へ)  行っても  そうである (はずだ)と
うむいびーん
思います

とぅしぬ うゎーび やれー   「にふぇーでーびる」  んでぃ いやびーしが
年が   上の方  であれば  「有難うございます」  と   言いますが
とぅしぬ  しちゃ  やれー    「にふぇーどー」  んでぃ  いちゃい
年が     下    であれば   「有難うね」    と    言ったり
「かふーし」      「かふーしどー」       んでぃ  いやびーん
「果報した(有難う)」  「果報したよ(有難うね)」  と    言います

やまとぅぐちん あんやんでぃ うむいびーしが とぅししちゃ  んかゑー
標準語も     そうだと    思いますが   年下       には

あんすか 「有難うございます」  んでー  いらん
あまり   「有難うございます」   とは   言わず
「有難う」 んでぃ  いーしる   うふさいびーるむんやー たい
「有難う」 の様に   言うのが   多いですものね   (敬語)
あまり、「有難うございます」とは言わず 「有難う」と言うことが
多いですよね


やいびーしが     なまー なー んかしとー ちがてぃ しきぬん
そうではありますが  今は  もう  昔とは   違って  世間も
ひるく なとーいびーくとぅ  ぐぶりー  なて~   ないびらん むん
広く   なっていますので  ご無礼に なっては  なりませんので
はじみてぃぬ  っちゅ  んかゑー とぅしぇ~  しちゃ やるはじ
初めての     人     には   年は     下   であるはずだ
んでぃ うむてぃん 「にふぇーでーびる」  んでぃ いーしる
と     思っても  「有難うございます」  と   言った方が
ゆたさいびーる  はじやー      たい
宜しい事である   はず(です)よね  (敬語)
宜しいかも知れませんよね

んかしぇー たんめー  んめーぬ   「かふーしどー」 「にふぇーどー」
昔は     おじいさん おばあさんが 「有難うね」   「有難うね」
んでぃち  ゆ~  ちかい  みせーびーたしがるやー たい
といって   よく  使って   おられましたよね   (敬語)



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