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沖縄口で日常のことを書いてみたいと思います。
敬語 うやめーくとぅば (7)
うやめー くとぅば   うやまい(う)言葉 (敬語)

                   (7)
ちかぐろ~ 「うちなーぐち わしらんぐとぅ  んな   ちかてぃ いかな」
近頃は   「沖縄口(を)  忘れないように  皆(で) 遣って 行こう」
んでぃ  いち うちなーぐち すぬっちゅん   うふく なとーいびーしが
と    言って 沖縄口(を) する(話す)人も 多く  なっていますが

ひーじーぬ くとぅば  うちなーぐち んかい すんでぃ いーねー
日頃の    言葉(を) 沖縄口    に    すると  いうと
うやめーくとぅば~ むちかさん でぃ うむいびーっさー
敬語は        難しい    と   思いますねぇ

うやめーくとぅばぬ ちかいよーぬ むちかさん でぃ いちょーぬ むの~
敬語の        遣い方が    難しい   と  言っている のでは
あいびらん たーんかい うーふーっし たーんかゑー いーひーっし 
ありません  誰に    敬語をして  誰には    くだけた言葉遣いして
しむん    でぃ かんげーいしぬ むちかさん でぃ うむいびーん
済む(良い)  と   考える事が  難しい   と   思います

やまとぅぐちん うれー  むちかさー  あんでぃ うむいびーしが
標準語も     それは   難しくは  あると   思いますが
うちなーぐちぇー なーひん むちかしこー ねーびらんがやー やー たい
沖縄口は     更に    難しくは   ないでしょうか  ね  (敬語)

やまとぅぐちん うちなーぐちん とぅしぬ うぃー やれー  うーふー
標準語も     沖縄口も    年が   上   であれば 敬語(を)
せー しまびーしが         ちとぅみ うぅてー とぅしぇ~ しちゃ
すれば 済みますが(いいですが) 勤め  に於いては 年は   下
やてぃん やくめ~ うぃー んでぃぬ くとぅん あいびーん うにーねー
であっても 役目は   上   という  ことも  あります  その場合は

やまとぅぐちぇ~  たげーに 「丁寧語」     せー  しむん   でぃ
標準語は       お互いに 「丁寧語}(を)  すれば 済む(良い)と
うむいびーしが うちなーぐちぇー くめーきてぃ くとぅばじけー すん
思いますが    沖縄口は     配慮して   言葉遣い(を) する
でぃぬ くとー あいびしが やまとぅぐちぬ ぐとぅ 「です・ます」
という  ことは ありますが 標準語の    如く  「です・ます」(を)
 
ちきーぬ 「丁寧語」 んでぃぬ  くとぅば じけーぬ かたー
付ける   「丁寧語」 という   言葉    遣いの 型は
ねーんねー  さびーくとぅ  うりが  むちかさんねー さびーんやー たい
ない様な気が  致しますので  それが  難しい気が   しますね(敬語)

うちなーぐちぇー うーふー  しーわる  やがやー   さんてぃん
沖縄口は      敬語(に) しないと  いけないのか  しなくても 
しむがやー      んでぃぬ   ばーや  「長幼ぬ序」る  あてっし
済むのか(いいのか)  という   場合は  「長幼の序」を 基準にして 
ちょーいびくとぅ  やくみぬ うぃー やくとぅよーんち   かーま とぅし
来ましたので     役目が  上  であるからといって ずっと  年
しちゃ んかい うーふー すん  でぃ いーしん ぬーがやら いふーなー
下    に   敬語(を) する  と  いうのも  何だか   不自然

やいびーるむん あんすくとぅよーんち いーひー         すんでぃ
でありますもの  だからといって    くだけた言葉遣い(を) すると
いーしん くれー なー また がくむん むんならーしぇ~ 
いうのも  これは もう また 学問    躾は  
やまとぅぐちっし さっとーいびーくとぅ  うりん  いふーなー
標準語で       されていますので    これも  不自然
やいびーるむんやー
でありますものね

んかしぇ~ みぶんぬ ひだてぃぬ    あいびーてーくとぅ とぅしぇー 
昔は      身分の  隔て(差)が   ありましたので   年は 
しちゃ やてぃん  みぶんぬ うぃー やれー うーふー すたん  でぃ
下   であっても  身分が 上 であれば 敬語(を) した(遣った) と 
うむいびーしが  なまー やくみぬ んぶさ  がっさー   あてぃん
思いますが     今は  役目の  重さ(上)軽さ(下)は あっても

みぶんぬ ひだてー   ねーん なとーいびーくとぅ  ちゃっさ やくみぬ
身分の   隔て(差)は なく  なっておりますので   いくら 役目が
うぃー やくとぅ んち かーま とぅし うぃーぬ ちゅ  から
上     だから と  かなり 年    上の  人   から
「うーふー」 さったんどー   んでぃ いーねー      どぅーぐりく
「敬語」(を) された(遣われた) と   いうことになると  心苦しく
ないるはじ やいびー   あびよーに      ゆってー
なるはず   でありますし  話し掛けられ方に  よっては

「あい なーなー  わんねー ひさまんちー かきらわ    やがやー
「えっ (どうしよう) 私は  正座(を)  しなければならないの かしら
くさみち うぅみせーがやー   わちゃくてぃ うぅみせーがやー」
怒って    おられるのかしら   からかって  おられるのかしら」
んでぃ  うむいはじ やいびーむん
という風に  思うはず   でありますもの

標準語として不自然な箇所があると思いますが
沖縄口と標準語をなるべく対応する言葉に訳しています。


敬語 うやめーくとぅば (6)
うやめー くとぅば   うやまい(う)言葉 (敬語)

                   (6)
まーまでぃ が    ちゃら   わからん   なてぃ ちょーいびーしが
どこまで (文中助詞) 来たのか わからなく  なって 来ましたが
まじぇー むとぅぬ はなし  んかい むどぅやびら
まずは   元の   話    に    戻りましょう

  ロ.くりっし しむん でぃ いち  とぅみーん でぃぬ  ばーや
     これで いい   と 言って 止める    ような 場合は
     とぅし うぃー  んかゑー 「とー たい」
      年   上    には    「とー たい」
     ゐぬ とぅし とぅ しちゃ んかゑー 「とー」 
      同  年   と  下   には   「とー」

文末敬語ぬ 「さい(たい)」 んでぃぬ くとぅば~ くとぅばぬ あとぅ
文末敬語の  「さい(たい)」 という   言葉は  言葉の   後ろ
んかい 「さい(たい)」    ちきれー うやめーや いきらさ~
に   「さい(たい)」(を)  付ければ 敬いは   少なくは

あいびーしが うぬばー はんしーぬ  うやめーくとぅば ないびーくとぅ
ありますが   その場  しのぎの   敬語(に)    なりますので
どぅーやっさ~ あいびーん   ※ 男性敬語・・さい・女性敬語・・たい
簡単では     あります
  
   1.むっち      ちゅーみ  さい(たい)? ・・ 軽めの敬語
     持って (そちらへ)行こうか (文末敬語)?

   2.むっち ちゃーびーみ ?
     持って 参りましょうか ?
 
   3.むっち ちゃーびーみ さい(たい)?
     持って 参りましょうか (文末敬語)?

   4.むっち くら   うぅー  ・・ 軽めの敬語
     持って  来よう か(問いかけ文末敬語)?

   5.むっち ちゃーびら   うぅ
     持って  参りましょう  か(問いかけ文末敬語)

   6.やん うぅ ・・ 軽めの敬語
     そう  か(問いかけ文末敬語)

   7.やいびーん  うぅ
     そうなんです  か(問いかけ文末敬語)

うぬ ふかねー 「さり(たり)」 んでぃぬ くとぅばん あいびーん
その 他には   「さり(たり)」  という   言葉も  あります
んかしぇー うりん ちかとーいびーたん でぃしが なまー うちなーしばい
昔は     それも 遣われていた    ようですが 今は 沖縄芝居
びかーんじる ちかーっとーん でぃ うむいびーん
だけで     遣われている  と   思います
      ※ さり・・男性敬語・たり・・女性敬語

うちなー しばい んじぇー えーじ    しーにん   ちかとーいびーんやー
沖縄   芝居  では  合図(呼びかけ)(を) するときも  遣っていますね
「さり じとぅーぬめー」( なま うんじゅんかい はなし~ うんぬきやびら)
「文頭敬語 (美化語)地頭様」 今  貴方へ    お話(を)  申し上げます
んでぃぬ えーじぬ       くとぅば んかいん ちかいびーんやー
という   合図(呼びかけ)の   言葉   にも   遣いますね

「さり」 かさびてぃ 「さりさり うじとぅーぬめー」 んでぃん いやびーん 
「さり」(を) 重ねて 「(呼びかけ)地頭様」    とも   言います

やまとぅぐち んかい のーしーねー     「もし」 「もしもし」 
標準語     に    直す(訳する)と  「もし」 「もしもし」
「申し上げます」る  やいびーるはじ
「申し上げます」に対応する(言葉)であるはず(です)

くぬぐとぅ うちなー しばいんじぇー 「さり(たり)」や めー んかい
この様に    沖縄  芝居では    「さり(たり)」は 前  に
ちきてぃ 「さり(うんぬきやびら)」 んでぃぬ ちかいよーん さびーしが
付けて  「申し上げます」      という  遣い方も    しますが

なま~ ちかいびらん  なま~  めー んかい 「えー」 ちきてぃ
今は   遣いません   今は   前   に 「えー」(を) 付けて

「えーさい」・「えーたい」 んでぃる  いちょーいびーるやー 
「えーさい」・「えーたい」  という様に 言ってますね

やいびーしが うぬ 「えー」 んでぃぬ くとぅばん やまとぅぐちぬ
ではありますが  その 「えー」 という   言葉も  標準語の

「おい・ねぇー」 んかい 文末敬語ぬ「さい(たい)」 びかーん 
「おい・ねえ」  に   文末敬語の「さい(たい)」 ばかり(を)
ちきてーぬ がっさぬ うやめーくとぅば やんねーっし わんねー
付けてある  軽い    敬語      である様で  私は 

「えーたい 名前 たい」    んでー いーゆー さびらん
「(呼びかけ)名前(文末敬語)」 とは  言う事が 出来ません
くりん わん どぅーちゅい かんげーが やら わかいびらんしが 
これも 私(の) 一人考え(個人的な考え) か 知りませんが

しらんちゅぬ ゐぬ とぅし まんぐら やれー 「えーたい」 んでぃ えーじ
知らない人の 同 年 あたり であれば 「ねえ(敬語)」 と 声掛け(を)
さびーしが ちゅけーとぅないぬ たんめー  やみそーれー
しますが   近隣の       お爺さん  であられれば
「(屋号)ぬ たんめー たい」 んでぃ いやびー   しらん  たんめー
「(屋号)の お爺さん 敬語」  と   言いますし  知らない お爺さん

やみそーれー  ただ 「たんめー たい」 んでぃぬ えーじる
であられれば   ただ 「お爺さん(敬語)」 という 呼びかけを
さびーる   はじ      やー
致す事になる  はず(でしょう)ね

近隣のお爺さんであれば「屋号+たんめーたい」、知らないお爺さんであれば
ただ、「たんめーたい」と呼びかけると思います。


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